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大学別「入試に出た天声人語」

最近の言葉から

最近の言葉から。38年前に福島県いわき市で見つかったフタバスズキリュウは新種の首長竜と分かった。発見者で、今は市アンモナイトセンター主任研究員の鈴木直さんは、訪れる親子に語りかける。「太古からの命のバトンリレーの中で人は生きている」▼小泉首相に靖国神社参拝の再考などを求めた経済同友会の提言に、首相が「商売と政治は別」と反論した。同友会の北城恪太郎代表幹事が再反論する。「経済も含めて国の政策は決めるべきではないか」▼朝日新聞阪神支局襲撃事件から19年になる。新築した支局にできた資料室を訪れた女性が「見学者カード」に記した。「『ものが自由に言える』のは、平和でなければ保証されません。ごく普通の私たちに何が出来るのか問われていると思います」▼元ハンセン病患者の人権回復運動に尽力する多磨全生園の前自治会長・平沢保治さんが、講演で語る。「外国にも何度も行き、日本中に行きました。それでもただ1カ所だけ、行けないところがあります。ふるさとです」▼63年ぶりに帰国した旧日本兵の上野石之助さんは、妻の故郷のウクライナではイシノスキーと名乗っていた。里帰りを終え、かの地へ旅立った。「美しい、すてきな国に日本はなった。本当に本当に、うれしかった」▼ケンケンはオスのトカラヤギだ。この春、新入生のいない鹿児島県いちき串木野市の土川小学校に「入学」した。「ケンケンは生きた教材」と教頭先生。「ヤギと過ごす学校生活。子どもたちの心に永遠に残る思い出になるでしょう」

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