ホーム > もっと知りたいAO入試と面接 > もっと知りたい!面接 > 〜その2〜面接ではコレが聞かれる!
推薦入試やAO入試において課されることが多い面接。ここでは面接がどのように行われるか、どのようなことが聞かれ、その回答からどのような点を見られるのか、その実態について確認しておくクマぁ。
大学側が面接を行う目的は、受験生の資質や意欲を見極め、自大学・学部にふさわしい学生を選抜することである。したがって受験生は、積極的に自己アピールをし、「この大学・学部で学びたい」という熱意を伝えなければならない。個人面接・グループ面接、それぞれの形態の特徴を踏まえて、自分の考えをきちんと話せるようにしておきたい。学校の先生に模擬面接をお願いし、入念に練習しておこう。 面接に当たっては、次のことを頭に入れておきたい。
面接の基本はコミュニケーション。きちんとしたキャッチボールをするためには、相手の球をしっかり受けることが第一歩だ。質問の意図をしっかり把握してから、発言する。わからないときは、「もう一度おっしゃっていただけますか?」「〜ということでしょうか?」などと丁寧に聞き返すようにしよう。
聞き手にわかりやすく自分の考えを伝えるためには、自分自身の言葉で簡潔に表現すること。ニュースや本で見聞きした内容をそのまま使うのは、借りた衣装で格好をつけるのと同じ。試験官には不自然さを見抜かれてしまう。また、事前に提出した「志望理由書」「自己推薦書」などの内容と矛盾したことを言わないように注意したい。これらの書類はコピーを残しておき、面接の直前に内容を確認しておこう。
ある質問にうまく答えられなかったり、グループ面接で他の受験生が鋭い意見を述べたりしても必要以上に気にしないこと。全てに完璧に答えられる受験生はいないし、うまく答えられず、動揺したときにこそ受験生の飾らない姿が出てくる。ここで必要以上に緊張したり、悲しんだり、いらいらしたりせず、息を大きく吸って落ち着き、気持ちを切り替えて次の質問に臨もう。
面接でよく問われる質問に対しては、明確に答えられるように準備して臨みたい。具体的な質問項目と、回答への考え方を解説するので、参考にしてほしい。ただし、想定問答集を作って答えを丸暗記しておけばよいということではない。実際の面接では、1つの質問と回答からどんどん話題が広がったり深まったりするものだ。あらかじめ作られた回答でマニュアル的な応答をしても、それは本当の「きみ自身」ではないことが面接官にはわかってしまう。暗記するのではなく、あくまでも自然に自分の考えが伝えられるよう、自分の考えをきちんと広めて考え、しっかり整理しておくことが大切だ。
志望動機は必ず聞かれると思っていい。大学で何を学びたいのか、大学で学んだことを将来どのように活かしたいのか、なぜこの大学・学部が自分に適していると考えるのかを明確に。「この大学のこんなカリキュラム(または教授陣)に興味がある」など、できるだけ具体的に答えること。そのためには、その大学・学部の教育方針やカリキュラムなどをしっかり研究しておこう。また、自分がその学部や学科に興味を持つようになったきっかけを、具体的に説明できるようにしておきたい。
何に興味を持ち、どのように過ごしてきたかや、自分の長所・短所を簡潔に。入賞・表彰などの成果が特になくても、課題や欠点を積極的に克服してきた経験を述べれば、アピールできる。万一「○○の成績が悪いですね」などと意地悪な質問をされても、逆にアピールするチャンスと考え、具体的に苦手科目を克服する努力をしていることを述べよう(もちろん、本当に努力していないとダメだ)。
志望学部に関連したテーマで、どう思うか、どう解決すべきかを問われたり、説明を求められたりする。例えば、社会学部系統であれば「少子高齢社会への対策」などで、これらは小論文のテーマとも重なる。学部系統に関連したテーマについては、新聞記事をファイルするなどして情報を集め、自分の考えを整理しておくことが大切だ。このほか、文学・芸術系で「好きな作家(音楽家)とその作品」、建築・デザイン系で「感銘を受けた建築物」などが問われることもある。単なる好き・嫌いではなく、理由を含めてその魅力を説明できるようにしておこう。